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【読書感想文】第4週(8/3公開)12メンバー まゆゆ\(^o^)/

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ナツイチ図書室|ナツイチ2013 | 集英社文庫
http://kansoubun.shueisha.co.jp/
【第4週】8月3日(土)〜8月9日(金)
渡辺麻友 / おれのおばさん(佐川光晴)
宮澤佐江 / 岳物語(椎名誠)
大場美奈 / 3センチヒールの靴(谷村志穂)
近野莉菜 / プリズムの夏(関口尚)
梅田綾乃 / 船乗りクプクプの冒険(北杜夫)
岩立沙穂 / 69 sixty nine(村上龍)
倉持明日香 / 娼年(しょうねん)(石田衣良)
片山陽加 / 不安の力(五木寛之)
鈴木紫帆里 / なつのひかり(江國香織)
大家志津香 / 空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む(角幡唯介)
島田晴香 / あの日、君と Boys(ナツイチ製作委員会 編)
高橋朱里 / サムシングブルー(飛鳥井千砂)


渡辺麻友:おれのおばさんを読んで
http://kansoubun.shueisha.co.jp/watanabe_mayu/
 私はこの本を読んで、主人公の陽介を尊敬しました。私がAKB48としてデビューしたのは、陽介と同じ中学校二年生の時でした。その時の私と陽介を比べてみると、陽介は中学二年生とは思えないほどしっかりしていて、とても私には真似ができません。
 ある日突然、横領の容疑で父親が逮捕されてしまい、家族がバラバラになってどん底に落ち行ってしまっても陽介は挫けず、前向きに頑張って生きようとしていた。その姿に、私はとても勇気づけられ、感動しました。陽介は頭が良く名門校に通っていたがやめさせられてしまい、おばさんの営む養護施設で暮らすことになるが、大学に進学する夢を諦めずに毎日欠かさず勉強を続けている陽介を見て、もし私がこんな状況になってしまったらとても冷静は保てないし、ましてや勉強どころではないと思います。誰にも会いたくなくなってしまうと思うし、とても前向きに暮らしていくことはできないと思います。
 それでも陽介が前向きになれたのは、おばさんのおかげだと思います。おばさんの、物事を何でも気持ちいいぐらいにはっきり言ってしまうさばさばした性格や、周りの人達のことをちゃんと考えてくれている優しさに触れられて、陽介は自分を見失わずにいられたのだと思います。一見、大人びていてドライに見える陽介ですが、母親からの四通目のお手紙で両親が離婚しないことが分かった時に大泣きしてしまった姿を見て、中学生らしい一面があることを知って嬉しくなりました。
 母親は離婚をやめて、父親のことを許した。陽介も、父親を責めなかった。二人の心の広さに、とても感動しました。もし私だったら許せるかどうか分からないけれど、これからは何事に対しても広い心を持って生きて行きたいと思いました。



柏木由紀:MOMENTを読んで
http://kansoubun.shueisha.co.jp/kashiwagi_yuki/

 「死ぬ前に願いが一つ叶うとしたら。」
 そんなテーマを冒頭でつきつけられました。この本を読み終わったとき、その答えが見つかるかもしれない。そう思いながら、私はこの作品を読みはじめました。
 病院でバイトをしている主人公が、余命わずかの患者からの願いを叶えたことが伝説、噂となって病院に広まっていった。そんな主人公と患者の、心温まる四つの出会いの短編集です。
 誰もが持っているであろう、汚い部分や妬み、苦しみ。そんな部分もまっすぐに描かれていました。思わず自分の胸に手を当ててしまうような、そんな気持ちになり、この作品を読んでいなければ、私が「死」と向き合うのはもう少し先のことだっただろう、と思いました。
 この作品を読み終わって、自分にとっての「生」と「死」、そして人生を終える時に叶えたい最後の願いは何か。もう一度、自分に問いかけてみました。
 私は作品の中の台詞のように、死ぬ瞬間にしかわからないのではないかと思います。
 それならば、今、接している家族を、仲間を、仕事を、時間を、大切にしたい。答えがわからないからこそ確実に感じられているものを大切にしていきたい、そう思いました。「もしも今年と同じような夏がきたら、そのときは私を思い出して。」この台詞に私は共感し、人生を終える時の願いは、まだわからないけど、今の私の願いはみんなの記憶に残る人、アイドルになりたいということだと、気付きました。
 死に向かって生きている人なんていない。日々を当たり前だと思わずに、そのときそのとき一瞬、「MOMENT」を、私は大切にしていきたいです。




ナツイチ図書室|ナツイチ2013 | 集英社文庫
http://kansoubun.shueisha.co.jp/

お台場合衆国2013 - フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/uso2013/index.html

「ナツイチ」AKB48メンバー読書感想文発表スケジュール

【第1週】7月13日(土)〜7月19日(金)
大島優子 / 共喰い(田中慎弥)
川栄李奈 / 蒼い時(山口百恵)
入山杏奈 / 鉄道員(ぽっぽや)(浅田次郎)
山内鈴蘭 / コンビニ・ララバイ(池永陽)
相笠萌 / 空の冒険(吉田修一)
高島祐利奈 / 短編工場(集英社文庫編集部 編)
峯岸みなみ / 家日和(奥田英朗)
阿部マリア / 第三の時効(横山秀夫)
平田梨奈 / さくら日和(さくらももこ)
指原莉乃 / 白夜行(東野圭吾)
佐藤亜美菜 / 終わらざる夏(浅田次郎)
古畑奈和 / 宵山万華鏡(森見登美彦)

【第2週】7月20日(土)〜7月26日(金)
篠田麻里子 / 太陽のパスタ、豆のスープ(宮下奈都)
北原里英 / スクープ(今野敏)
梅田彩佳 / となり町戦争(三崎亜記)
柏木由紀 / MOMENT(本多孝好)
矢倉楓子 / 正しい大阪人の作り方(わかぎゑふ)
小嶋真子 / 夏休み(中村航)
茂木忍 / 東京バンドワゴン(小路幸也)
仲俣汐里 / 歪笑小説(東野圭吾)
大森美優 / 学校の怪談(岡崎弘明)
伊豆田莉奈 / 言えないコトバ(益田ミリ)
宮崎美穂 / 母−オモニ−(姜尚中)
佐々木優佳里 / ハニー ビター ハニー(加藤千恵)

【第3週】7月27日(土)〜8月2日(金)
横山由依 / 桐島、部活やめるってよ(朝井リョウ)
松井珠理奈 / 思い出のとき修理します(谷瑞恵)
永尾まりや / 姉の結婚(群ようこ)
松井玲奈 / 人間失格(太宰治)
高城亜樹 / 地下街の雨(宮部みゆき)
西野未姫 / こころ(夏目漱石)
篠崎彩奈 / 人の心をギュッとつかむ話し方81のルール(斎藤茂太)
名取稚菜 / 光媒の花(道尾秀介)
岩田華怜 / 終末のフール(伊坂幸太郎)
鈴木まりや / あなたに褒められたくて(高倉健)
藤田奈那 / くちぶえサンドイッチ 松浦弥太郎随筆集(松浦弥太郎)
竹内美宥 / ネバーランド(恩田陸)

【第4週】8月3日(土)〜8月9日(金)
渡辺麻友 / おれのおばさん(佐川光晴)
宮澤佐江 / 岳物語(椎名誠)
大場美奈 / 3センチヒールの靴(谷村志穂)
近野莉菜 / プリズムの夏(関口尚)
梅田綾乃 / 船乗りクプクプの冒険(北杜夫)
岩立沙穂 / 69 sixty nine(村上龍)
倉持明日香 / 娼年(しょうねん)(石田衣良)
片山陽加 / 不安の力(五木寛之)
鈴木紫帆里 / なつのひかり(江國香織)
大家志津香 / 空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む(角幡唯介)
島田晴香 / あの日、君と Boys(ナツイチ製作委員会 編)
高橋朱里 / サムシングブルー(飛鳥井千砂)

【第5週】8月10日(土)〜8月16日(金)
島崎遥香 / 星の王子さま(サンテグジュペリ)
兒玉遥 / 平成大家族(中島京子)
石田晴香 / 鳩の栖(長野まゆみ)
田野優花 / あの日、君と Girls(ナツイチ製作委員会 編)
前田美月 / 吸血鬼はお年ごろ(赤川次郎)
岡田奈々 / 鳥が教えてくれた空(三宮麻由子)
藤江れいな / はるがいったら(飛鳥井千砂)
武藤十夢 / マザコン(角田光代)
小林香菜 / 石川くん(枡野浩一)
田名部生来 / 恋愛嫌い(平安寿子)
小嶋菜月 / 九つの、物語(橋本紡)
小林茉里奈 / 幸福論(アラン)

【第6週】8月17日(土)〜8月23日(金)
高橋みなみ / 23分間の奇跡(ジェームズ・クラベル)
渡辺美優紀 / 恋愛作法 愛についての448の断章(宇野千代)
菊地あやか / 年下の女友だち(林真理子)
前田亜美 / いつか、君へ Boys(ナツイチ製作委員会 編)
岡田彩花 / 赤毛のアン(モンゴメリ)
村山彩希 / いちご同盟(三田誠広)
市川美織 / 注文の多い料理店(宮沢賢治)
中田ちさと / おばさん未満(酒井順子)
加藤玲奈 / キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方?(村山由佳)
大島涼花 / 永遠の出口(森絵都)
森川彩香 / 初恋温泉(吉田修一)
野中美郷 / 妻の女友達(小池真理子)

【第7週】8月24日(土)〜9月1日(日)
小嶋陽菜 / 私を知らないで(白河三兎)
松井咲子 / ああ言えばこう食う(阿川佐和子 / 檀ふみ)
板野友美 / 蛇にピアス(金原ひとみ)
岩佐美咲 / 肩ごしの恋人(唯川恵)
佐藤すみれ / 六花の勇者(山形石雄)
橋本耀 / シャーロック・ホームズ傑作選(コナン・ドイル)
内山奈月 / 十七歳だった!(原田宗典)
北澤早紀 / 狼王ロボ シートン動物記(シートン)
内田眞由美 / 水滸伝 一 曙光の章(北方謙三)
秋元才加 / ひとりでも生きられる(瀬戸内寂聴)
戸賀崎智信 / ダダモ博士のNEW血液型健康ダイエット(ダダモ)
中塚智実 / 月曜日の水玉模様(加納朋子)
中村麻里子 / 二十億光年の孤独 Two Billion Light-Years of Solitude(谷川俊太郎)




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